筋膜ストレッチ｜茨木阪急本通接骨院

筋膜とは筋肉を包む膜のことで、コラーゲンの繊維と膠原繊維の２つが合わさって出来ています。２つの繊維がお互いの性質によって助け合って柔軟性や伸縮性を作り出しています。
お身体の表層から深部まで連続して繋がりながら立体的なクモの巣のように隅々まで張り巡らされ、組織を支える「第二の骨格」であるといわれています。
筋膜は連続して層になっている為、全ての筋肉の組織をお互いに滑り合うように動きます。また、筋肉を保護する働き、筋肉収縮時の滑りを助ける働き、神経・血管・リンパ管を支えて通過させる働きもあります。
一つ一つの筋肉を保護することによって隣り合う筋肉同士が擦れ合うことなく、それぞれの方向に円滑に働くことができます。

筋膜はお身体の隅々まであり全身が繋がっているので、一部分が硬くなったり、癒着したりすると全身に連鎖して伝わります。そのため部分的な痛みだったものがお身体全体に伝わってしまい、全体の動きが悪くなる、運動時のパフォーマンスの低下、日常生活の動作の低下も見られます。
その筋肉をスムーズに動かすためにも、筋膜を柔らかくして滑りを良くする必要があります。
筋膜ストレッチでは、筋膜のねじれやよじれを解消して筋肉の柔軟性をあげ、可動域を拡大させることができます。また、筋肉の柔軟性が出ることによってお身体を巡る血液の流れが良くなる為、疲労物質の排出が促進され、むくみにくくなったり、冷えが改善されたりします。

筋膜の短縮は収縮力のないコラーゲン繊維の癒着によって起こります。お身体の使い方やお身体の左右さ、ねじれによってコラーゲン繊維が癒着して筋膜は短縮し、よれた状態になり筋膜の可動性を低下させたり、関節運動にも影響して制限を起こしたりします。
また、筋膜は全身に繋がっているため一部分が癒着することによって部分的な痛みだけでなく、繋がってる部分の痛みを引き起こすことになります。足の筋膜が癒着すると繋がっている腰の筋肉にも影響が出るので腰痛の原因にもなります。
そのほかにも足の筋膜が硬くなると女性の気になる足のむくみや筋膜の癒着により血液の流れが悪くなるので足の冷えにも繋がり、足の重だるさや疲労感を感じやすくなります。
また、筋膜の癒着が起こると運動時のパフォーマンスが落ちてしまったり、日常生活の動作も低下してしまいます。

当院で行う筋膜ストレッチは、主に足の筋膜にアプローチするものです。お身体にご負担なく老若男女どなたでも受けられるストレッチメニューです。
ご自身で行うストレッチでは伸ばせる場所に限界があります。またストレッチといってもただのばすだけではあまり意味がありません。どこの筋肉がどの方向にどのように伸びているかが重要になります。反動を使ったストレッチでは筋膜があまり伸びません。ゆっくり持続して痛気持ちいいぐらい伸ばすことによりはじめてストレッチが効いてきます。
当院では筋膜のねじれやよじれをスタッフが患者様の足をストレッチすることによって筋膜を様々な方向に伸ばすことによってねじれやよじれを取っていきます。

筋膜ストレッチを行うことで、筋膜を柔らかくして解きほぐすことができるので、足の癒着していた筋膜が元の状態に戻り、腰の痛みが改善されます。
また、関節の可動域が拡大されて運動器の負担が減り、お身体の柔軟性がアップし、怪我のリスクが減り、運動時のパフォーマンスが上がったり、日常生活の動作も向上します。
血液の流れが改善される為、リンパの流れも良くなり女性の気になる足のむくみや身体の冷えも改善され、基礎代謝のアップにも繋がります。ですので施術後はお身体がとてもポカポカします。
足の筋膜の癒着はご自分でされるストレッチではなかなか取れにくいのですが、たった一回当院で筋膜ストレッチを行うだけでも重だるさがとれ、スキップして帰れるぐらい足が軽くなります。

施術頻度に関しては、腰の痛みが強く出てきているお身体の状態でしたら、極端なお話毎日ご来院いただきたいです。なぜかというと最初は足の筋膜が悪い状態、固まってしまっている状態が続いているので、施術をしても戻ってしまいます。ですので出来れば最初のうちは間をあけずに来て頂くのが、お身体を良くする一番の近道になります。
お忙しくて毎日は時間の都合がつかないという方もいらっしゃると思います。ベストは週3回、お忙しくても週1回は少なくてもご来院いただき、施術を受けていただきたいです。