足関節捻挫
-
足関節の不安定感がでやすい。
足関節は複数の靭帯や筋肉により固定されていますが捻挫によってその人体や周辺組織が壊れてしまうと程度によりますが不安定感が増してしまいます。そのまま放置すると半永久的に不安定感が残存することになってしまうので早めの処置が必要となります。疼痛の発生
足関節捻挫は人体や軟部組織の損傷なので疼痛の発生がみられます。
損傷の度合いによって疼痛の程度も様々ではありますが重症度が高いと痛みも強くなります。
可動域の変化
靭帯の損傷や疼痛により動きが減ります。
重心が崩れる。
痛みにより荷重がかけられないので健側に重心をかけるため重心が崩れます。
炎症による腫れ
損傷により熱を持ち、腫れます。 -
足関節捻挫に対する当院の考え
足関節捻挫は人体や筋肉、その周辺エリアの損傷を起こしており、また外力により亜脱臼を起こした状態のため放置すると外観の変形や足関節の不安定感などが残るため早期に適切な治療を実施していくことがおススメです。
事実、世間で配信されている動画や書籍等には足関節の歪みが体のあらゆる痛みに繋がるという内容が多くみられます。
つまり、痛くないから大丈夫という短絡的な考えでは長期的に見た場合に腰痛やひどい肩こりに繋がる遠因になる可能性があります。
歯医者さんに行かず虫歯を放置した場合、痛みがひどくなるばかりでなく歯を失う可能性があるのと同じように足関節捻挫を放置すると大変なことになるかもしれません…。
-
足関節捻挫を放っておくとどうなるのか
足関節捻挫は人体や筋肉、その周辺エリアの損傷を起こしており、また外力により亜脱臼を起こした状態のため放置すると外観の変形や足関節の不安定感などが残るため早期に適切な治療を実施していくことがおススメです。
また足関節の不安定感から筋肉に無駄な力がかかり続けているので慢性的な疼痛が残ってしまったり、歩くときに足首に不安感を強く感じてしまうことがあります。
またそれによって足が非常に疲れやすくなったり、膝に負担がかかりやすくなるので日常的に疲労感が増しやすくなってしまいます。
またバランスが崩れるとそれをフォローするように腰部に負担がかかるので腰痛がみられるかもしれません。
-
足関節捻挫の改善方法
損傷の程度によりますがまずはしっかりとアイシングしてちゃんと冷やすことが大事です。
捻挫の時は急性期であれば熱を持っているので冷やして熱を取ることで痛みを大きく軽減させることができます。
そして固定を行います。痛み等により歩き方などに変な癖がついてしまうとその状態で足首が固定されてしまいます。
足関節がゆがむことで慢性的な疲労感や疼痛が残存する遠因になるのでそれを防ぐためにしっかり固定し、正常な状態を維持できるように形作りします。
また患部を挙上させたり、圧迫を加えることも有効とされています。
-
足関節捻挫の改善に効果的な当院の施術メニューは?
急性期であればまずは疼痛をしっかり除去するために当院ではアイスパックを用いることがおススメしています。
そして手技治療によって足関節周囲の緊張している筋肉を緩めることで疼痛の緩和をはかります。
その上でテーピングを用いて足関節をしっかり固定し、足関節の動揺性が残らないようにしていきます。
その上で疼痛が強ければ鍼治療を行い、患部の回復力を増大させ治りを早くする方法も検討されて良いかと思います。
こちらに関しては自費で受けていただくことが可能ですがお医者様に診断頂いた場合、同意書があれば鍼灸保険での治療も可能です。
-
その施術を受けるとどう楽になるのか
急性期であればしっかり熱感をとってあげることで炎症が収まり、痛みの軽減が早まります。
急性期はだいたい3-5日は続くと言われているのでその間はしっかり冷やしてあげることが大事です。また手技治療を行うことで患部をかばって固まってしまった周辺組織を緩めることで疼痛が緩和しやすくなり、また可動域が増大することで動きやすくなります。
またテーピングをしっかり行うことで足関節が緩んで不安定感が残ったりすることを防げます。
鍼灸は疼痛の緩和、回復速度の増加に効果があります。
-
改善するための治療頻度はどのくらいか
しんどさが取れるまでは毎日来ることを強く推奨いたします。
筋肉は輪ゴムのように伸び縮みする性質があります。
そのため真新しい輪ゴムのようにしっかり伸び縮みできる筋肉であればどんな
動きでも対応できるのでしんどさを感じにくいのですが、古い輪ゴムのように伸び縮みできない状態の悪い筋肉だとちょっとした動きで筋肉の繊維がちぎれて痛みとして現れます。輪ゴムと違い人間には回復力があるので一度痛めても治りますが、何度も筋繊維が切れては修復をするといったことを繰り返すうちに回復が追い付かず大きなケガに繋がります。
そのため当院では体の状態が良い状態で安定するまで毎日の通院を推奨しております。